貯水槽修理・止水工事

長期間貯水槽をご使用している場合、どうしても経過年数により水槽の外面及び内面に劣化が生じてきます。

より長くご使用頂く為、弊社ではご使用の貯水槽に応じて下記のような修理をご提案しています。

・ウォーターロック工事

 通常貯水槽の止水工事の場合、水槽内の水を抜いて作業員が槽内に入り作業しますが、ウォーターロック工事の場合、外面より特殊な止水材を使用し作業を行うため、水を抜く必要がありません。

軽度な漏水に最適な工事になります。

・内部ライニング工事

 貯水槽内部に特殊コーキングを施す事により、水槽継ぎ目よりの漏水を遮断する工事です。

目地のみの劣化やコンクリート水槽、金属製水槽、またFRP水槽など仮設水槽を設けない場合の工事になります。

内部ライニング工事

・樹脂ライニング工事

 パネル劣化により、パネルが薄くなった場合や、貯水槽の屋根に物を落としたり、壁面に物を当て穴が開いた際など補修用のFRPを樹脂にて既設水槽へ密着させる工事になります。

壁面パネルの著しい損傷で緊急性を要する場合や、屋根パネルの軽微な補修に適しています。

・外壁塗装工事

貯水槽塗装ページを参照ください。

・ボルト/パッキン取替え工事

 FRP水槽でボルトの錆、併せて目地からの漏水している場合、パネルを一度解体し、現在使用のボルト及び、目地パッキンを新品に交換する工事です。パッキンやボルトを新品にする為、パネル保護の塗装工事も併せてお勧めしています。

FRP製2槽式水槽や断水が可能な水槽に適しています。

・パネル取替え工事

 FRPパネルの著しい経年劣化によりパネルそのものが薄くなることがあります。薄くなったパネルは外面からの日光が水槽内部に届いてしまい藻類が発生する場合があります。また薄くなることにより、水槽の強度が損なわれ、最悪倒壊の危険が伴います。そのような場合はパネルの取替え工事となります。その際腐食のあるボルトなどの交換も行います。

経年劣化の著しい水槽の場合の工事となります。

※FRP製貯水槽の設計耐用年数は15年です。使用後25年以上経過している貯水槽に関しましては別途更新工事をお勧めしていますのでこちらのページをご覧ください。